東亜DKKが3日続伸、23年3月期の期末一括配当予想を増額

株式

2023/4/19 15:54

 東亜ディーケーケー(東亜DKK)<6848.T>が3日続伸し、7円高の818円を付けた。18日引け後、23年3月期の期末一括配当予想を増額すると発表、材料視された。

 23年3月期の期末一括配当予想を、従来の17円から18円(前期実績17円)に増額するとした。23年3月期は、アフターコロナを見据え、新生産棟の建設およびDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に着手するなど、大規模な投資を行ったものの、一定の利益が確保できる見込みにあることから増配を決めた。

 同時に、23年3月期業績予想で、売上高を173億円から165億4000万円(前期比0.7%増)に、営業利益を17億4000万円から16億4900万円(同13.6%減)に引き下げた。計測器事業で過去最高の受注高を記録し、一定の売上を確保。第4四半期(1-3月)には生産体制を強化し、好調な受注を売上計上に結び付けたものの、原価率の上昇や販売促進費などの増加を吸収することができなかった。

 19日の終値は、前日比3円高の814円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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