(再送)明日の日本株の読み筋=方向感に乏しいなか、個別株物色が強まりそう

国内市況

株式

2023/4/27 16:30

 28日の東京株式市場は、朝方に現地27日の欧米株式の動向を受けた後、方向感に乏しい展開となりそう。週末と月末が重なるうえ、5月は1-2日と取引があるものの、3-7日がゴールデンウイークの休場となることから、手控えムードが広がりそうだ。市場では「5月2日からFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されることもあり、見送りの理由には事欠かない」(中堅証券)との声も聞かれ、短期的な資金を中心に、個別株物色が強まりそう。

 27日の日経平均株価は、前日比41円21銭高の2万8457円68銭と反発して取引を終えた。株価指数は、朝安後、前日終値近辺での値動きとなる時間帯が長かったが、プライム市場の売買代金は3兆66億円で、3月31日(3兆7422億円)以来、1カ月ぶりに3兆円を超えた。東京証券取引所が引け後に発表した、4月第3週(17-21日)の投資部門別の売買状況(現物株)によると、金額ベースで海外投資家は2760億円の買い越しで、4週連続で買い越し。一方、個人投資家は2577億円の売り越しで、2週連続で売り越しとなった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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