2日の東京株式市場見通し=堅調な展開が続きそう

国内市況

2023/5/2 7:48

 予想レンジ:2万9000円-2万9400円(1日終値2万9123円18銭)

 2日の東京株式は、堅調な展開が続きそう。日経平均株価はきのう1日、終値ベースで約8カ月半ぶりに心理的なフシ目の2万9000円に乗せている。投資家心理の好転が期待されるものの、現物市場はあす3日から7日まで5連休となることから、取引時間の後半には、様子見姿勢が強まる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=137円台の半ば(1日は136円72-73銭)、ユーロ・円が1ユーロ=150円台の後半(同150円42-46銭)と円安方向に振れている。引き続き、輸出関連銘柄には支えとなりそう。1日のADR(米国預託証券)は円換算値で、富士フイルム<4901.T>、クボタ<6326.T>、パナソニック<6752.T>などが、1日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比170円高の2万9330円だった。(高橋克己)

2日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 4月マネタリーベース

・決算発表=JT<2914.T>、三井物産<8031.T>、JAL<9201.T>

【海外】(時間は日本時間)

・23:00 米3月JOLTS求人件数、米3月製造業受注

・アジア開発銀行年次総会(5日まで)(韓国)

・FOMC(米連邦公開市場委員会)が3日まで開催

・中国市場は休場

・決算発表=ファイザー、スターバックス、フォード・モーター

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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