9日の東京株式市場見通し=もみ合い商状か

国内市況

2023/5/9 7:47

 予想レンジ:2万8800円-2万9100円(8日終値2万8949円88銭)

 9日の東京株式は、もみ合い商状か。きのう8日の日経平均株価は5日ぶりに反落し、終値ベースで心理的なフシ目の2万9000円を割り込んだ。早い段階で値戻しが達成できなかった場合には、戻りのポイントとして意識されそうで、2万9000円を意識した展開が見込まれる。一方、決算発表の本格化で、個別株への物色が中心になりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=135円トビ台(8日は135円02-04銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=148円台の半ば(同149円19-23銭)と円高方向に振れている。8日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、クボタ<6326.T>、ソニーG<6758.T>、東エレク<8035.T>などが、8日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比100円高の2万9050円だった。(高橋克己)

9日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 3月全世帯家計調査、3月毎月勤労統計調査

・11:00 4月車名・登録車名別新車販売

・決算発表=任天堂<7974.T>、三菱商<8058.T>、伊藤忠<8001.T>、ダイキン<6367.T>、出光興産<5019.T>

【海外】(時間は日本時間)

・中国4月貿易収支

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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