18日の東京株式市場見通し=投資家心理の好転が見込まれ堅調か

国内市況

2023/5/18 7:47

 予想レンジ:3万円-3万600円(17日終値3万93円59銭)

 18日の東京株式は堅調か。日経平均はきのう17日、心理的なフシ目の3万円を終値ベースで回復。投資家心理の好転が見込まれ、買い優勢の動きとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=137円台の半ば(17日は136円98-99銭)、ユーロ・円が1ユーロ=149円台の前半(同148円37-41銭)と、円安方向に振れており、輸出関連銘柄の支えになるとみられる。ただ、連騰前の10日終値(2万9122円)から、きのう17日まで約3.3%上昇していることから、買い一巡後には、短期的な過熱感が浮上する可能性もあり、注意したい。17日のADR(米国預託証券)は円換算値で、TDK<6762.T>、HOYA<7741.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、17日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比470円高の3万530円だった。(高橋克己)

18日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 4月貿易統計、週間の対外対内証券売買契約

・11:00 3月産業機械受注

・14:00 4月首都圏マンション販売

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米週間の新規失業保険申請件数

・23:00 米4月中古住宅販売件数、米4月CB(コンファレンス・ボード)景気先行指数

・スイス市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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