明日の日本株の読み筋=もみ合い商状か、手掛かり材料に乏しく様子見も

国内市況

株式

2023/6/19 16:31

 あす20日の東京株式市場で、主要株価指数はもみ合い商状か。現地19日の米国市場は、奴隷解放記念日の祝日で休場となる。国内では重要経済指標の発表もなく、手掛かり材料に乏しい。また、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が21日に下院で、22日には上院で議会証言を行う予定で、内容を見極めたいとして様子見気分に傾きやすいとみられる。

 19日の日経平均株価は大幅反落し、3万3370円(前週末比335円安)引けとなった。朝方は、円安・ドル高進行を支えに買いが先行したが、直後に軟化した。前週末の米国株安や高値警戒感から利益確定売りも出やすく、いったん3万3500円を割り込んだ。その後、プラス圏に切り返したが、後場は先物主導で下押しし、下げ幅は一時470円を超えた。前週末にバブル経済崩壊後の最高値を更新したことで、売りが出やすいが、「短期的な調整で上昇トレンドに変化はない」(中堅証券)との声が聞かれた。

提供:ウエルスアドバイザー社

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