20日の東京株式市場見通し=弱含みの展開か

国内市況

2023/6/20 7:46

 予想レンジ:3万3000円-3万3500円(19日終値3万3370円42銭)

 20日の東京株式は、弱含みの展開か。日経平均株価はきのう19日に大幅反落した弱い動きが継続し、売りが先行するとみられる。現地21日にはパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控えていることから、手控えムードが広がるなか、落ち着きどころを探る動きとなることも想定される。一方、きのう19日にマザーズ指数が続伸し、終値ベースで年初来高値を更新する動きをみせたことから、グロース銘柄を中心とした中小型株に物色の矛先が向かう場面もありそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=141円台の後半(19日は141円84-85銭)、ユーロ・円が1ユーロ=154円台の後半(同155円02-06銭)と小動き。大阪取引所のナイトセッションでは、19日の清算値比90円安の3万3320円だった。(高橋克己)

20日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・10:00 5月民生用電子機器国内出荷

・13:30 4月鉱工業生産・出荷・在庫(確報)

・14:00 5月コンビニ売上高、気象庁3カ月予報

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米5月住宅着工件数、米5月建設許可件数

・決算発表=フェデックス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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