28日の東京外国為替市場=ドル・円、143円台後半で推移

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2023/6/28 15:01

 28日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=143円台後半で推移している。前日の米国時間に144円台を回復したものの、きょうの朝方に神田財務官が円安について、「過度な動きがあれば適切に対応する」などと発言したことからドル売り・円買いが強まって軟化した。豪5月CPI(消費者物価指数)が市場予想を下回ると円は豪ドルに対して上昇したが、対豪ドルでのドル買いが波及。ドル・円は下げ渋った。一方、介入への警戒感もあって144円を回復すると伸び悩むなど上値も限られた。午後はECB(欧州中央銀行)フォーラムでのパネル討議会も控え、様子見ムードが強まった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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