7日の東京株式市場見通し=弱含みの展開が続きそう

国内市況

2023/7/7 7:47

 予想レンジ:3万2300円-3万2800円(6日終値3万2773円02銭)

 7日の東京株式は、弱含みの展開が続きそうだ。きのう6日に大幅に3日続落した動きや、現地6日の欧米株式が下落したこともあり、売り優勢スタートとなろう。指数連動型ETF(上場投資信託)の運用会社による、分配金をねん出するための売りが警戒されるなか、模様眺めムードが広がり、軟調に推移するとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=144円トビ台(6日は143円91-92銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の後半(同156円22-26銭)とやや円安方向に振れている。6日のADR(米国預託証券)は円換算値で、信越化<4063.T>、アドバンテスト<6857.T>、村田製<6981.T>などが、6日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比280円安の3万2450円だった。(高橋克己)

7日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 5月毎月勤労統計調査、5月家計調査

・14:00 5月景気動向指数(速報値)

・決算発表=安川電機<6506.T>

・IPO(新規上場)=グリッド<5582.T>(グロース)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米6月雇用統計

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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