11日の東京株式市場見通し=戻りを試す展開か

国内市況

2023/7/11 7:47

 予想レンジ:3万2000円-3万2400円(10日終値3万2189円73銭)

 11日の東京株式は、戻りを試す展開か。きのう10日には、指数連動型ETF(上場投資信託)の分配金捻出に伴う売りが一巡したとみられることから、リバウンドを狙った動きや押し目買いが期待される。現地10日の欧米株式が上昇したことも、追い風となりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=141円台の前半(10日は142円29-30銭)、ユーロ・円が1ユーロ=155円台の半ば(同155円88-92銭)と円高方向に振れており、輸出関連銘柄には重しとなる場面もありそうだ。10日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、ニデック<6594.T>、キーエンス<6861.T>、東エレク<8035.T>などが、10日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比130円高の3万2270円だった。(高橋克己)

11日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 6月マネーストック

・15:00 6月工作機械受注

・5年国債入札

・決算発表=ローソン<2651.T>、USMH<3222.T>、イオンモール<8905.T>

【海外】(時間は日本時間)

・18:00 独7月ZEW景況感指数

・NATO首脳会議(12日まで、リトアニア)

・米3年国債入札

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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