<相場の読み筋>7月18日
2023/7/18 7:45
17日の米国株式は、NYダウが前週末比76.32ドル高の3万4585.35ドルと6日続伸、ナスダック総合指数が同131.246ポイント高の1万4244.949ポイントと反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億8581万株、ナスダック市場が44億146万株だった。17日に中国・国家統計局が4-6月の実績GDP(国内総生産)を発表。季節調整済みで前年同月比6.3%増となり、市場予想平均の同7.1%増に届かなかった。中国景気の停滞が警戒され下落する場面がみられたが、前週末に堅調な決算を発表していたJPモルガンをはじめ、金融株が買われ上昇に転じた。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、インテルやテスラ、エヌビディアなどが上昇した。
18日の東京株式は、もみ合いか。日経平均株価は前週末14日に上値の重い展開だったことや、決算発表の本格化を前に手がかり材料に乏しいこともあり、手控えムードが広がることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=138円台の半ば(前週末14日は138円22-24銭)、ユーロ・円が1ユーロ=155円台の後半(同155円10-14銭)と、円安方向に振れていることから、輸出関連銘柄には支えとなりそう。17日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、楽天グループ<4755.T>、日本製鉄<5401.T>、ソニーG<6758.T>などが、前週末14日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同14日の大阪取引所清算値比変わらずの3万2340円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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