21日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

2023/7/21 7:47

 予想レンジ:3万2100円-3万2500円(20日終値3万2490円52銭)

 21日の東京株式は、軟調な展開か。日経平均株価は、きのう20日に大幅反落した弱い動きが継続し、売り優勢スタートとなりそう。週末のポジション調整売りが警戒されるなか、決算発表の本格化を前に、手控えムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=140円前後(20日は139円62-63銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=155円台の後半(同156円45-49銭)と円高に傾くなど、まちまち。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安が入り混じるなか、村田製<6981.T>、HOYA<7741.T>、東エレク<8035.T>などが、20日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比80円安の3万2330円だった。(高橋克己)

21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 6月CPI(消費者物価指数)

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・13:00 6月食品スーパー売上高

・輸出手続きを簡素化する「グループA(旧ホワイト国)」に韓国が復帰

・IPO(新規上場)=ナレルグループ<9163.T>(グロース)

【海外】(時間は日本時間)

・決算発表=アメリカン・エキスプレス、シュルンベルジェ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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