31日の東京株式市場見通し=反発後は堅調な展開か

国内市況

2023/7/31 7:47

 予想レンジ:3万2600円-3万3100円(28日終値3万2759円23銭)

 31日の東京株式は反発後、堅調な展開か。朝方は、現地28日の欧米株式が上昇した動きを受け、買い優勢のスタートとなりそう。前週末28日、日銀は金融政策決定会合でYCC(=イールドカーブコントロール、長短金利操作)の柔軟化を打ち出した。市場では判断に迷う格好となり、日経平均株価は荒い値動きとなっていただけに、不安定な値動きとなる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=141円トビ台(前週末28日は139円75-78銭)、ユーロ・円が1ユーロ=155円台の半ば(同153円07-11銭)と、円安方向に振れている。前週末28日のADR(米国預託証券)は円換算値で、楽天グループ<4755.T>、コマツ<6301.T>、東エレク<8035.T>などが、同28日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同28日の大阪取引所清算値比325円高の3万3095円だった。(高橋克己)

31日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 6月商業動態統計、6月鉱工業生産

・14:00 7月消費動向調査

・IPO(新規上場)=Laboro.AI<5586.T>(グロース)

・決算発表=JT<2914.T>、塩野義薬<4507.T>、小野薬<4528.T>、第一三共<4568.T>、大塚HD<4578.T>、三菱電機<6503.T>、パナソニック<6752.T>、京セラ<6971.T>、村田製<6981.T>、HOYA<7741.T>、りそなHD<8308.T>、三井住友<8316.T>、みずほ<8411.T>、大和証G<8601.T>、商船三井<9104.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:30 中国7月コンポジットPMI・製造業PMI・非製造業PMI

・17:00 ドイツ4-6月GDP

・18:00 ユーロ圏4-6月GDP

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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