14日の東京株式市場見通し=もみ合いとなりそう

国内市況

2023/8/14 7:47

 予想レンジ:3万2200円-3万2600円(10日終値3万2473円65銭)

 14日の東京株式は、もみ合いとなりそう。日経平均株価は前週10日に大幅反発した反動や、25日移動平均線(前週10日時点で3万2528円)が意識され、上値は重そう。ただ、為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の後半(前週10日は143円80-81銭)、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の後半(同158円30-34銭)と円安に振れている。円安を材料視し、輸出関連銘柄に物色の矛先が向かい、下値を支えそうだ。現地11日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、楽天グループ<4755.T>、日本製鉄<5401.T>、みずほ<8411.T>などが、前週10日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同10日の大阪取引所清算値比105円安の3万2455円だった。(高橋克己)

14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・決算発表=電通グループ<4324.T>、凸版<7911.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:00 インド7月消費者物価

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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