(再送)JR東海が反発、1対5の株式分割を材料視

株式

2023/8/23 15:55

 JR東海<9022.T>が反発し、540円高の1万8500円を付けた。22日引け後、株式分割を実施すると発表、材料視された。

 9月30日(同日は株主名簿管理人の休業日のため実質的には9月29日)を基準日、10月1日を効力発生日として1株を5株に分割するとした。今回の分割に伴い、24年3月期の期末配当予想を従来の70円から14円(前期実績70円)に修正。1対5の株式分割を考慮すると、実質的な変更はない。

 また、株主優待割引券の発行基準を変更と長期保有者に向けた新たな制度の導入も明らかにした。株主優待では、従来の100株以上1000株まで100株ごとに1枚から、500株以上5000株までが500株ごとに1枚に、1000株超1万株まで10枚+1000株超過分200株ごとに1枚から、5000株超5万株までが10枚+5000株超過分1000株ごとに1枚などに変更される。長期保有者に対する新たな制度は、24年3月31日を基準日に過去に遡って実施し、1単元(100株)を継続して3年以上保有している株主に対し、株主優待割引券を追加で1枚発行する。

 23日の終値は、前日比400円高の1万8360円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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