30日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、145円台で上値重い展開か

為替

2023/8/30 8:41

ドル・円予想レンジ:1ドル=145円00銭-146円50銭

 30日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=145円台で上値の重い展開とみる。前日の米国時間は米7月雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が市場予想を下回ったことで米労働需給の緩和期待が高まり、ドル売り・円買いが優勢となった。前日に一時147円台を回復して利益確定目的のドル売りも出やすく、東京時間もこの流れを引き継ぐとみられる。ただ、きょう以降も米国では雇用関連の経済指標が続くほか、物価関連指標も発表されるため、売り買い一巡後は様子見ムードが強まりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:8月消費動向調査

アジア太平洋:豪7月住宅建設許可件数、豪7月CPI(消費者物価指数)

北米:米8月ADP雇用統計、米4-6月期GDP(国内総生産)改定値

欧州:ユーロ圏8月消費者信頼感指数、独8月CPI

その他:ロシア7月失業率、トルコが休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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