明日の日本株の読み筋=軟調な展開か

株式

2023/8/31 16:33

 9月1日の東京株式市場は、軟調な展開となりそう。日経平均株価は8月31日、大幅に4日続伸した強い地合いが継続することが期待される。ただ、米国では1日に、8月雇用統計や、8月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数の発表を控えることから、その内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がる場面もありそう。前週(21-25日)も木曜日まで4連騰を演じたが、週末25日は現地24日の米国市場が堅調な労働需給を受け、金融引き締めへの警戒感が強まり反落した影響を受けたことから、今週も手じまい売りが優勢となる展開も想定される。

 8月31日の日経平均株価は、前日比285円88銭高の3万2619円34銭と大幅に4日続伸。終値ベースで3万2600円台となるのは、2日(3万2707円)以来、約1カ月ぶり。東京証券取引所が引け後に発表した、8月第4週(21-25日)の投資部門別の売買状況(現物株)によると、金額ベースで海外投資家は2046億円の売り越しで、2週連続で売り越し。個人投資家は1160億円の売り越しで、2週ぶりに売り越しとなった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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