9月1日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、145円台半ばを軸にもみ合いか

為替

2023/9/1 8:38

ドル・円予想レンジ:1ドル=144円80銭-146円20銭

 9月1日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=145円台半ばを軸にもみ合いとみる。前日の米国時間は長期金利の低下を受けてドル売り・円買いが優勢となった。米国は週明け4日が「レーバーデー」の祝日で、3連休を控えた持ち高調整の動きが強まったとの見方もある。きょうの東京時間は米8月雇用統計や米8月ISM製造業景況指数を前に様子見ムードが強そうで、明確な方向感は出にくいとみられる。日中は中国で8月の財新製造業PMI(購買担当者景気指数)が発表され、内容次第ではドル・円も動意付く可能性があるものの、市場予想通りとなれば反応は限定的とみる。

<主な経済指標・イベント>

国内:4-6月期法人企業統計調査

アジア:中国8月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)、シンガポール、ベトナムが休場

北米:米8月雇用統計、米8月ISM製造業景況指数、カナダ4-6月期GDP(国内総生産)

欧州:スイス8月CPI(消費者物価指数)

その他:ブラジル4-6月期GDP

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ