日経平均は131円高、利益確定売り先行も上げ転換

 1日午前10時時点の日経平均株価は前日比131円92銭高の3万2751円26銭。朝方は、日経平均がきのう4連騰した反動で利益確定売りが先行し、寄り付き直後に3万2499円44銭(前日比119円90銭安)まで値を下げた。ただ、売りは続かず、その後は持ち直し、上げに転じた。株価指数先物買いを交えて堅調となり、一時3万2773円84銭(同154円50銭高)まで上昇した。その後も高値圏で推移している。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が堅調。日本製鉄<5401.T>、神戸鋼<5406.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株も値を上げている。みずほ<8411.T>、三井住友<8316.T>、三菱UFJ<8306.T>、りそなHD<8308.T>などの銀行株も買われ、伊藤忠<8001.T>、三菱商<8058.T>、三井物産<8031.T>などの卸売株も高い。野村<8604.T>、マネックスG<8698.T>などの証券商品先物株も引き締まっている。

 半面、エーザイ<4523.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株が軟調。住友ゴム<5110.T>、浜ゴム<5101.T>などのゴム製品株も安い。

 個別では、四電工<1939.T>、サクサ<6675.T>、愛知鋼<5482.T>などが値上がり率上位。半面、アインHD<9627.T>、ACCESS<4813.T>、物語コーポ<3097.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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