4日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、146円台前半を軸にもみ合いか

為替

2023/9/4 8:40

ドル・円予想レンジ:1ドル=145円20銭-147円00銭

 4日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=146円台前半を軸にもみ合いとみる。米8月雇用統計を受けてドル売り・円買いが優勢となり、ドル・円は一時144円台半ばまで急落したが、一巡後は米長期金利の上昇を背景に146円台前半まで切り返した。米8月ISM製造業景況指数が市場予想を上回ったほか、FRB(米連邦準備制度理事会)高官によるタカ派的な発言がドル買いの材料になった。今晩の米国はレイバーデーで休場となるため見送りムードも強まりやすく、全体的に動意の乏しい展開が予想される。米金融引き締めの長期化観測は根強く、ドル・円は下値の限られた展開が続きそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:8月マネタリーベース

欧州:スイス4-6月期GDP(国内総生産)

その他:トルコ8月CPI(消費者物価指数)、米国、カナダ、ベトナムが休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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