米国株式市場:WTI価格が上昇しインフレ警戒、NYダウ4日ぶり、ナスダック3日ぶり反落

株式

2023/9/13 7:46

 12日の米国株式は、NYダウが前日比17.73ドル安の3万4645.99ドルと4日ぶり、ナスダック総合指数が同144.279ポイント安の1万3773.615ポイントと3日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億8031万株、ナスダック市場が58億7640万株だった。

 OPEC(石油輸出国機構)が公表した9月の月報によると、世界需要は前年比2%増える見通し。一方で、主力産油国が自主減産を継続する見込みにあることから、需給のひっ迫が警戒されNY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が急反発。インフレへの警戒から、金融引き締め終了の後ズレが懸念された。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アドビやネットフリックス、テスラなどが下落した。

 シカゴ日経平均先物の12月限円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比35円安の3万2585円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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