テンポスHDが5日ぶり反落、第1四半期は大幅増益も決算発表をきっかけとした売りに押される

株式

2023/9/13 15:55

 テンポスホールディングス<2751.T>が5日ぶりに反落し、68円安の2622円を付けている。12日引け後、24年4月期第1四半期(23年5-7月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地したが、前日まで4日続伸していたことから、決算発表をきっかけとした売りに押されたようだ。

 第1四半期決算は、売上高が83億3000万円(前年同期比13.2%増)、営業利益が7億3500万円(同41.1%増)だった。物販事業では、単なる物売りから飲食店経営に役立つ情報とサービスを売る企業になるという方針のもと、新規事業の開発、人材投資に積極的に取り組んだ。情報・サービス事業は、前期の業績をけん引したPOS販売事業で、メーカーの製品欠品による納期遅延、人材投資による販管費増の影響を受けた。

 第2四半期累計(23年5-10月)の業績予想は、売上高173億円(前年同期比14.1%増)、営業利益13億7000万円(同27.0%増)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期累計の業績予想に対する進ちょく率は、売上高で48.2%、営業利益で53.6%となっている。

 13日の終値は、前日比37円安の2653円。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ