日経平均は359円高、欧米株上昇で買い優勢

 15日午前10時時点の日経平均株価は前日比359円66銭高の3万3527円76銭。朝方は、14日の欧米株式市場で主要株価指数が軒並み上昇した流れを受け、買い優勢で始まった。円安・ドル高も支えとなり、日経平均は上げ幅を拡大し、3万3500円台で堅調に推移している。

 業種別では、ENEOS<5020.T>、出光興産<5019.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株が堅調。東電力HD<9501.T>、関西電力<9503.T>、大阪ガス<9532.T>などの電気・ガス株も高い。日産自<7201.T>、トヨタ<7203.T>、マツダ<7261.T>、三菱自<7211.T>などの輸送用機器株も値を上げている。日本紙<3863.T>、大王紙<3880.T>、レンゴー<3941.T>などのパルプ・紙株や、住友不<8830.T>、三菱地所<8802.T>、東建物<8804.T>などの不動産株も買われている。野村<8604.T>、大和証G<8601.T>、SBI<8473.T>などの証券商品先物株も引き締まっている。

 半面、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株がさえない。H2Oリテイ<8242.T>、7&iHD<3382.T>、マツキヨココ<3088.T>などの小売株も安い。

 個別では、エニカラー<5032.T>、TBASE<3415.T>、日本コークス<3315.T>などが値上がり率上位。半面、MSOL<7033.T>がストップ安となり、Hamee<3134.T>、ブラス<2424.T>などの下げも目立つ。

提供:ウエルスアドバイザー社

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