明日の日本株の読み筋=FOMC後の米マーケット動向に注目
あす21日の東京株式市場は、日本時間21日未明に発表されるFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果や、その後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見内容を受けて、米国マーケットがどう反応するかが注目される。市場では、「FOMCは無難に通過するとみられるが、仮に米金利の長期見通しが引き上げられれば、調整は避けられないだろう」(銀行系証券)との声が聞かれた。ただ、米金融イベント通過後は、日銀の金融政策決定会合(21-22日開催)が控えており、積極的な売買は限定されよう。
20日の日経平均株価は大幅続落し、3万3023円(前日比218円安)引けとなった。朝方は、きのう大幅反落した反動もあり、強含んで始まったが、19日の米国株安が重しとなり、すかさず下げに転じた。その後、プラス圏に引き戻す場面もあったが、買いは続かず、再度軟化。FOMCの結果発表を前に、持ち高調整売りに押され、下げ幅は一時250円を超えた。心理的なフシ目となる3万3000円を瞬間割り込んだ後、大台を維持したことで下値のメドとして意識されているとの読みもあった。
提供:ウエルスアドバイザー社
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