米国株式市場:金利上昇に対する警戒感強まる、NYダウ・ナスダック続落

株式

2023/9/21 7:46

 20日の米国株式は、続落した。NYダウが前日比76.85ドル安の3万4440.88ドル、ナスダック総合指数が同209.058ポイント安の1万3469.128ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億6766万株、ナスダック市場が46億1331万株だった。

 FOMC(米連邦公開市場委員会)では、現状の金利を据え置くことを決定。参加者の金利見通し(ドットチャート)は23年末が5.6%と、6月時点から変わらなかった。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は会見で、「インフレ率が目標まで持続的に低下していることが確信できるまで引き締め的な政策を維持する」と述べ、金利上昇に対する警戒感が強まった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、インテルやアルファベット(グーグルの持ち株会社)、エヌビディアなどが下落した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比95円安の3万2795円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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