22日の東京株式市場見通し=落ち着きどころを探る展開か

国内市況

2023/9/22 7:47

 予想レンジ:3万2100円-3万2500円(21日終値3万2571円03銭)

 22日の東京株式は、落ち着きどころを探る展開か。日経平均株価は、きのう21日に大幅に3日続落した動きや、現地21日の欧米株式が下落したことから、売り先行スタートが見込まれる。売り一巡後は、直近3日間で960円強の下げとなっていたこともあり、戻りを試す場面もありそう。ただ、日銀の金融政策決定会合の結果や、取引終了後に予定されている植田和男日銀総裁の会見の内容を確認したいとして、見送りムードが強まりそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の半ば(21日は148円24-26銭)、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の前半(同157円96銭-158円00銭)と円高方向に振れている。

 21日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ニデック<6594.T>、東エレク<8035.T>、ソフバンG<9984.T>などが、21日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比380円安の3万2030円だった。(高橋克己)

22日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 8月消費者物価

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・ 9:30 9月auじぶん銀行製造業PMI

・14:00 8月全国スーパー売上高

・植田日銀総裁会見

・IPO(新規上場)=笹徳印刷<3958.T>(スタンダード、メイン)、ファーストアカウンティング(ファーストA)<5588.T>(グロース)

【海外】(時間は日本時間)

・17:00 9月HCOBユーロ圏製造業PMI

・22:45 米9月S&Pグローバル製造業PMI

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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