ヤマトインタが反発し年初来高値、23年8月期利益予想を上方修正、期末一括配当予想は増額へ

株式

2023/9/25 15:49

 ヤマト インターナショナル<8127.T>が3日ぶりに反発。32円高の321円を付け、7月7日の年初来高値314円を更新した。前週末22日引け後、23年8月期の連結利益予想の上方修正と、期末一括配当予想の増額を発表、買い人気を集めた。

 23年8月期業績予想で、売上高は214億6000万円から208億円(前期比7.2%増)に引き下げたものの、営業利益を2億5000万円から3億円(同2.1倍)に増額した。想定以上に長引く新型コロナウイルス感染症による影響を受け、売上予想を下げた。一方、利益面では、上期終盤の2月以降は春夏物のプロパー販売が好調に推移し、またセール期における値引き率の抑制などが寄与した。

 業績が順調に推移し予想を上回る増益見通しとなったことから、期末一括配当予想を修正。従来予想の6円から12円(前期実績6円)に増額するとした。

 25日の終値は、前週末比30円高の319円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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