グラッドC、スポーツベッティング視野にデータセンター事業参入へ

株式

2023/10/2 15:57

 グラッドキューブ(グラッドC)<9561.T>は2日、スポーツデータセンター「DRAGON DATA CENTER(ドラゴン データセンター)」の設立へ向けたプロジェクトが本格始動したと発表した。

 同社はAI(人工知能)を用いた予測サービス「SPAIA(スパイア)」で知られる。データセンター事業への参入をにらみ、博報堂DYホールディングス<2433.T>系の老舗データ供給会社であるデータスタジアム社(東京都千代田)で活躍した人材を採用した。

 グラッドCは、クラウド上に蓄積したスポーツのデータを外部に提供するサービスを目指す。画像解析を含めたAIを駆使し、試合情報などを自動的に取り込むことで人件費を抑え、手ごろな販売価格を設定する構えだ。

 プロジェクト指導の背景には、欧米やアジアで盛んなスポーツベッティング(スポーツを対象にした賭け)の日本での解禁を視野に入れた動きがある。ドラゴン データセンターでは、試合進行に沿ってオッズが変動する「ライブベッティング」のニーズにも対応していく。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ