<相場の読み筋>10月6日

2023/10/6 7:45

 5日の米国株式は、反落した。NYダウが前日比9.98ドル安の3万3119.57ドル、ナスダック総合指数が同16.176ポイント安の1万3219.834ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億8378万株、ナスダック市場が43億8704万株だった。6日に発表される米9月雇用統計を控え、内容次第では米長期金利の上昇につながるおそれもあり、様子見姿勢が強まった。週間の新規失業保険申請件数は20万7000件で、市場予想平均の21万件よりも良好だったが、市場の反応は限られた。NYダウ採用銘柄では、コカ・コーラやダウ(旧ダウ・デュポン)、キャタピラーなどが値下がり率の上位に入っている。

 6日の東京株式は、調整含みの展開か。5日の米国株式市場では、9月雇用統計の発表を控えて様子見気分が強い中、主要株価指数が安く、重しとなりそうだ。なかで、ナスダック総合株価指数やSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)の下げを反映し、半導体関連など値がさハイテク株中心にさえない動きとなりそうだ。3連休を控えていることもあり、引けにかけて手控え気分に傾く可能性もある。

(イメージ写真提供:123RF)

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