日経平均は6円高、米株安で売り先行も持ち直す

 6日午前10時時点の日経平均株価は前日比6円45銭高の3万1081円81銭。朝方は、売りが先行した。5日の米国株式市場では、6日に9月雇用統計の発表を控えて様子見気分が強く、主要株価指数がそろって値を下げた。この流れを受け、日経平均は前場早々に3万1000円を割り込んだ。いったん上げに転じた後、株価指数先物売りを交え、一時3万928円16銭(前日比147円20銭安)まで下落したが、一巡後は持ち直し、再度プラス浮上している。

 業種別では、関西電力<9503.T>、東北電力<9506.T>、四国電力<9507.T>などの電気・ガス株が堅調。野村<8604.T>、大和証G<8601.T>、マネックスG<8698.T>などの証券商品先物株も高い。川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>などの海運株や、住友商<8053.T>、三菱商<8058.T>、伊藤忠<8001.T>などの卸売株も買われている。

 半面、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が軟調。HOYA<7741.T>、セイコーG<8050.T>などの精密株も安く、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>、みずほ<8411.T>、楽天銀行<5838.T>などの銀行株も売られている。ゴルドウイン<8111.T>、デサント<8114.T>などの繊維製品株もさえない

 個別では、薬王堂HD<7679.T>、青山商<8219.T>、ジンズHD<3046.T>などの上げが目立つ。半面、オンワードH<8016.T>、MSOL<7033.T>、トーセイ<8923.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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