米国株式市場:中東情勢の先行き不透明感、NYダウ3日続落、ナスダックは3日ぶり反発

株式

2023/10/30 7:46

 前週末27日の米国株式は、NYダウが前日比366.71ドル安の3万2417.59ドルと3日続落、ナスダック総合指数は同47.406ポイント高の1万2643.011ポイントと3日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億4550万株、ナスダック市場が40億4395万株だった。

 イスラエルによるパレスチナのガサ地区への地上攻撃が拡大する可能性が報じられた。中東情勢の先行き不透明感の高まりから、リスク回避姿勢が強まり、NYダウは一時、450ドルを超える下げをみせる場面があった。また、ミシガン大学の10月消費者調査では、1年後の予想インフレ率が4.2%となり、前回9月調査の3.2%から上昇。インフレの長期化による金利上昇が警戒された。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、インテルやアマゾン・ドット・コム、アドバンスド・マイクロ・デバイシズなどが上昇した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末27日の大阪取引所清算値比430円安の3万610円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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