エムスリーが反落、24年3月期第2四半期累計決算は増収ながら減益に

株式

2023/10/30 15:58

 エムスリー<2413.T>が反落し、161.5円安の2181円を付けた。前週末27日引け後、24年3月期第2四半期累計(23年4-9月)の連結決算(IFRS)を発表。増収ながら減益となり、嫌気された。

 第2四半期累計の決算は、売上収益が1157億9500万円(前年同期比2.8%増)、営業利益は345億5900万円(同4.8%減)だった。メディカルプラットフォーム事業は、売上収益の増加があったが、前年同期に減損損失戻入益を計上した反動によりセグメント利益が減益となった。また、エビデンスソリューションでは、CROなど通常事業は堅調に推移したものの、新型コロナウイルス感染症関連の治験プロジェクトなどが前年同期に比べ減少したことも響いた。

 24年3月期業績予想は、売上収益2500億円(前期比8.3%増)、営業利益750億円(同4.2%増)を据え置き。第2四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上収益で46.3%、営業利益で46.1%となっている。

 30日の終値は、前週末比42.5円安の2281円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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