明日の日本株の読み筋=FOMCとパウエル議長の会見が影響

株式

2023/11/1 16:30

 2日の東京株式市場は、現地1日にFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果と、その後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見の影響を受けそうだ。現地10月31日には、今回のFOMC関して、政策金利が据え置かれるとの見方が優勢となり、買い戻しの動きを誘った。想定通りに金利が維持されるとなった場合には、日本株にも好影響が見込まれる。ただ、市場では「米国のインフレ率は高止まりしていることから、パウエル議長が慎重姿勢を維持してインフレ抑制的な発言を行う可能性もあり注意したい」(中堅証券)との声が聞かれた。

 1日の日経平均株価は、前日比742円80銭高の3万1601円65銭と大幅に続伸し、高値で取引を終えた。終値ベースで心理的なフシ目の3万1000円を超え、3万1500円を上回るのは、10月18日(3万2042円)以来、2週間ぶり。

提供:ウエルスアドバイザー社

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