(再送)富士急行が3日ぶり反落、24年3月期第2四半期決算をきっかけとした売りに押される

株式

2023/11/2 16:07

 富士急行<9010.T>が3日ぶりに反落し、270円安の4140円を付けた。1日引け後、24年3月期第2四半期累計(23年4-9月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地したが、決算発表をきっかけとした売りに押されたもよう。

 第2四半期累計の決算は、営業収益が259億1700万円(前年同期比25.7%増)、営業利益が48億9300万円(同2.5倍)だった。運輸業とレジャー・サービス業が好調に推移。運輸業では、訪日外国人客をはじめとする観光客の需要回復がみられた。レジャー・サービス業では、「富士急ハイランド」で、総工費約45億円を投じ、バイク型のコースター「ZOKKON(ぞっこん)」をオープンした。

 24年3月期業績予想は、営業収益489億9000万円(前期比14.1%増)、営業利益58億8000万円(同38.6%増)を据え置き。第2四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、営業収益で52.9%、営業利益で83.2%となっている。

 2日の終値は、前日比130円安の4280円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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