(再送)日経平均が758円高と大幅に4日続伸、今年最大の上げ幅に=6日後場

 6日後場の日経平均株価は、前営業日比758円59銭高の3万2708円48銭と大幅に4日続伸して取引を終えた。上げ幅は10月10日の751円86銭を超え、今年最大となった。朝方から前週2日の堅調な地合いや、米国株高で買いが先行。米金利の急低下で成長株も堅調に推移し、午前11時4分には、同816円65銭高の3万2766円54銭ときょうの高値を付けた。後場は、動意に乏しいものの、高値圏で推移した。東証プライムの出来高は20億4476万株、売買代金は5兆1756億円。騰落銘柄数は値上がりが1260銘柄、値下がりが372銘柄、変わらず27銘柄だった。

 市場では「日経平均株価は大幅に4日続伸して上げ幅は2000円超となり、短期的な過熱感が警戒されることから、仕掛け的な売りには注意したい」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、33業種のうち27業種が上昇、6業種が下落。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、SMC<6273.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株が高い。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株も上昇。オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株もしっかり。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、三井物産<8031.T>、三菱商事<8058.T>などの卸売株も堅調だった。一方、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が下落した。

 個別では、SWCC<5805.T>、日東紡<3110.T>、太陽HD<4626.T>、MRO<3064.T>、ダイヘン<6622.T>などが上昇。半面、キャリアL<6070.T>、川崎汽<9107.T>、ヤマダHD<9831.T>、JUKI<6440.T>、クオールHD<3034.T>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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