(再送)日経平均が182円高と反発、プライムの騰落銘柄数は値下がり優勢=13日前場

 13日前場の日経平均株価は、前週末比182円30銭高の3万2750円41銭と反発して取引を終えた。前週末10日に下げ渋る動きにとなったことや、現地10日の米国株式市場で、NYダウが3日ぶりに反発しナスダック総合指数も反発したこともあり、買いが先行。午前9時6分には、同345円20銭高の3万2913円31銭を付けた。買い一巡後は、心理的なフシ目の3万3000円に接近したことから、戻り待ちの売りに押される場面もみられた。その後は、やや上げ幅を取り戻す格好となった。東証プライム出来高は7億5014万株、売買代金は2兆180億円。半導体関連が強く、東エレク<8035.T>が上場来高値を更新した。一方、騰落銘柄数は値上がりが684銘柄と、値下がりの927銘柄を下回り、変わらずは46銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち22業種が上昇、11業種が下落している。三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株や、大日印<7912.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株が上昇。浜ゴム<5101.T>、TOYO<5105.T>などのゴム製品株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も高い。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も堅調。サッポロHD<2501.T>、アサヒ<2502.T>などの食料品株や、三井金属<5706.T>、DOWA<5714.T>などの非鉄金属株もしっかり。一方、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が下落している。

 個別では、レオン自機<6272.T>、住友ゴム<5110.T>、ブレインP<3655.T>、Vテク<7717.T>、メック<4971.T>などが上昇。半面、資生堂<4911.T>、ホソミクロン<6277.T>、マーケットエンター<3135.T>、ゲオHD<2681.T>、アジアパイル<5288.T>などが下落している。

提供:ウエルスアドバイザー社

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