<米国株情報>GM傘下クルーズ、「ロボタクシー」の手動運転も一時停止―安全性調査強化へ

株式

2023/11/16 10:13

 自動車大手ゼネラル・モーターズ<GM>傘下の完全自動運転車開発ベンチャーであるクルーズ・オートメーションは14日、無人運転車による人身事故を受けて手動運転に切り替えて営業を継続していた約70台のタクシーを、数日中に一時停止することを明らかにした。

 クルーズの無人タクシー(ロボタクシー)は10月2日、人が運転する車両にはねられた女性をひき、約20フィート(約6メートル)引きずる事故を起こした。10月26日にはすべての無人タクシーの運行を停止し、11月8日に全国で約950台の無人タクシーのリコール(無償回収・修理)を発表。搭載されているAVソフト(衝突検出サブシステム)の分析と改善に取り組んでいる。

 今回の発表では事故調査委員会の調査範囲を広げ、「当社の安全システムの運用・管理のあり方(安全性に対するガバナンス)の評価と、技術に関する包括的な安全性評価を含める」とした。

 今後、クルーズは営業地域を限定し、規模を縮小した形で無人タクシーの運用を再開するとしている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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