21日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、148円台前半を軸にもみ合いか

為替

2023/11/21 8:40

ドル・円予想レンジ:1ドル=147円40銭-149円00銭

 21日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=148円台前半を軸にもみ合いか。米追加利上げ観測が後退するなか、前日の米国時間は10月の景気先行指標総合指数が市場予想よりも低下したことから米景気に対する懸念も高まり、ドル売り・円買いが継続した。米長期金利の低下を背景に東京時間のドル・円も上値の重い展開が予想される。ただ、米金利は中長期的に高い水準が維持されるとの見方もあり、積極的な円買いは入りにくい。足元で下げ(円高)のピッチも速いため、下値は限定的とみる。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

アジア太平洋:11月のRBA(豪準備銀行)理事会議事要旨、香港10月CPI(消費者物価指数)

北米:米10月中古住宅販売件数、10月30日-11月1日開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨、カナダ10月CPI(消費者物価指数)

欧州:ハンガリー中銀が政策金利を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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