米国株式市場:FOMC議事要旨でインフレ警戒、NYダウ3日ぶり、ナスダックは6日ぶり反落

株式

2023/11/22 7:46

 21日の米国株式は、NYダウが前日比62.75ドル安の3万5088.29ドルと3日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同84.552ポイント安の1万4199.982ポイントと6日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億9095万株、ナスダック市場が39億405万株だった。

 10月31日-11月1日開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨では、インフレ率がFRB(米連邦準備制度理事会)の目標である2%に向けて明らかに進んでいることを確信するにはさらなる証拠が必要とされ、相場の重しとなった。また、通常取引終了後に発表されるエヌビディアの決算を控えることや、23日は感謝祭の祝日で休場、24日は短縮取引となることもあり、積極的な売買は限られた。NYダウ採用銘柄では、インテルやゴールドマン・サックス、マイクロソフトなどが値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比150円安の3万3200円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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