週明けの日本株の読み筋=しっかりした展開か

株式

2023/11/24 16:30

 週明け27日の東京株式市場は、しっかりした展開か。米国でクリスマス商戦のスタートとなる、ブラックフライデーの売上状況や、その後のサイバーマンデーの状況を確認したいとする動きはみられそう。ただ、日本株は堅調な企業業績予想を背景に、上値を試す値動きにあり、27日からの週では終値ベースでの年初来高値(3万3753円33銭)更新も期待される。市場では「日経平均株価は25日移動平均線のかい離率が4.0%超えとなり、短期的な過熱感が警戒されるが、戻り待ちの売りを吸収する間に調整が進むことが期待される」(中堅証券)との声が聞かれた。

 休日の谷間となった24日の日経平均株価は、前営業日比173円70銭高の3万3625円53銭と続伸して取引を終了。買い一巡後は、戻り待ちの売りに押される格好で、上値は重かった。東京証券取引所が引け後に発表した、11月第3週(13-17日)の投資部門別の売買状況(現物株)によると、金額ベースで海外投資家は3629億円の買い越しで、4週連続で買い越し。個人投資家は5722億円の売り越しで、3週連続で売り越しとなった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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