米国株式市場:中東情勢の緩和期待、NYダウ続伸、ナスダックは反落

株式

2023/11/27 7:46

 前週末24日の米国株式は、NYダウが前営業日比117.12ドル高の3万5390.15ドルと続伸、ナスダック総合指数は同15.002ポイント安の1万4250.855ポイントと反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が3億7554万株、ナスダック市場が24億134万株だった。

 中東情勢を巡り、イスラエルとイスラム組織ハマスとの4日間の停戦が24日から開始された。地政学リスクの緩和期待から、NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が3日続急落。インフレへの警戒感が後退し、NYダウの上昇につながった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、エヌビディアやアルファベット(グーグルの持株会社)、メタ(旧フェイスブック)などが下落した。ただ、感謝祭の祝日明けで午後1時までの短縮取引だったため、積極的な売買は限られた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末24日の大阪取引所清算値比140円高の3万3740円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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