29日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2023/11/29 8:40

ドル・円予想レンジ:1ドル=146円40銭-148円00銭

 29日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=147円台前半を軸に上値の重い展開とみる。前日の米国時間はFRB(米連邦準備制度理事会)高官の発言を受けて米利上げ打ち止め観測が高まり、ドル売り・円買いが優勢となった。米長期金利の低下を背景に、東京時間のドル・円も上値の重い展開が予想される。もっとも、今晩の米国ではベージュブック(米地区連銀経済報告)、あすは米10月PCE(個人消費支出)デフレーターの発表があるため様子見ムードも強まりやすく、一巡後は方向感が乏しくなりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

アジア太平洋:豪10月CPI(消費者物価指数)、ニュージーランド中銀が政策金利を発表、タイ中銀が政策金利を発表

北米:米7-9月期GDP(国内総生産)改定値、ベージュブック(米地区連銀経済報告)

欧州:スウェーデン7-9月期GDP、ユーロ圏11月消費者信頼感指数、独11月CPI

その他:ロシア10月失業率

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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