米国株式市場:パウエルFRB議長の講演を受け、NYダウ4日続伸、ナスダックは3日ぶり反発

株式

2023/12/4 7:46

 前週末1日の米国株式は、NYダウが前日比294.61ドル高の3万6245.50ドルと4日続伸、ナスダック総合指数が同78.814ポイント高の1万4305.032ポイントと3日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億2759万株、ナスダック市場が53億825万株だった。

 パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は講演で、金融緩和の時期を推測するのは「時期尚早」としたが、一方で、現在の政策金利の水準は「かなり引き締め的な状況」と語り、利上げ継続への警戒感が後退。同議長の発言を受け、米10年物国債の利回りが低下(価格は上昇)し、株価の上昇につながった。NYダウ採用銘柄では、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスやナイキ、セールスフォースなどが値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末1日の大阪取引所清算値比50円高の3万3470円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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