8日の東京株式市場見通し=弱い動きが続きそうだ

国内市況

2023/12/8 7:47

 予想レンジ:3万2200円-3万2500円(7日終値3万2858円31銭)

 8日の東京株式は、弱い動きが続きそう。日経平均株価は、きのう7日大幅に反落した軟地合いが継続するとみられ、売り先行スタートとなろう。手がかり材料に乏しいなか、為替市場では、ドル・円が1ドル=143円台の後半(7日は145円67-69銭)、ユーロ・円が1ユーロ=155円台の前半(同157円04-08銭)と大きく円高方向に振れている。米国時間には一時141円台の後半を付ける場面がみられたことから、輸出関連銘柄を中心に、業績への影響を警戒し売り圧力が強まりそうだ。7日のADR(米国預託証券)は円換算値で、パナソニック<6752.T>、村田製<6981.T>、トヨタ<7203.T>などが、7日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の3月限円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比500円安の3万2360円だった。(高橋克己)

8日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 10月毎月勤労統計調査、10月家計調査

・ 8:50 7-9月期GDP改定値

・14:00 11月景気ウォッチャー調査

・12月限先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出日

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米11月雇用統計

・24:00 米12月ミシガン大学消費者信頼感指数

・インド準備銀行金融政策決定会合

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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