11日の東京株式市場見通し=反発後は堅調な展開か

国内市況

2023/12/11 7:48

 予想レンジ:3万2300円-3万2800円(8日終値3万2307円86銭)

 11日の東京株式は反発後、堅調な展開か。日経平均株価は前週末8日にかけて大幅に続落。2日間で1100円を超える下げとなっていたことや、現地8日の米国株式が上昇していることもあり、買い先行スタートとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の後半(前週末8日は144円08-10銭)、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の前半(同155円31-35銭)と円安に振れている。ただ、米国市場では一時141円台の後半まで円高が進む場面がみられるなど、荒い値動きとなっているだけに、為替動向に対して神経質な展開が続きそうだ。前週末8日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日本製鉄<5401.T>、三菱商事<8058.T>、みずほ<8411.T>などが、同8日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同8日の大阪取引所清算値比320円高の3万2520円だった。(高橋克己)

11日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 11月マネーストック、10-12月期法人企業景気予測調査

【海外】(時間は日本時間)

・米3年国債入札

・米10年国債入札

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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