日本ハウスHが続落し連日で年初来安値、23年10月期業績予想の下方修正と期末配当予想の減額を嫌気

株式

2023/12/11 15:55

 日本ハウスホールディングス<1873.T>が続落。16円安の305円を付け、連日で年初来安値を更新した。前週末8日引け後、23年10月期連結業績予想の下方修正と、期末配当予想の減額を明らかにし、嫌気された。

 23年10月期業績予想で、売上高を402億円から391億300万円(前期比8.6%減)に引き下げ、最終損益は12億1000万円の黒字から4700万円の赤字(前期は14億7400万円の黒字)に転落する。ホテル事業において、集客およびホテル稼働の本格的な回復に至らなかったことが響いた。最終損益は、将来の課税所得を保守的に見積もり、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産5億4200万円を取り崩すことを織り込んだ。

 今回の業績予想により、期末配当予想を修正。従来の6円から5円(前期実績10円)に減額。第2四半期末の6円(同10円)と合わせた年間配当は11円(同20円)となる見込み。

 11日の終値は、前週末比13円安の308円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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