14日の東京株式市場見通し=弱含みの展開か

国内市況

2023/12/14 7:47

 予想レンジ:3万2600円-3万3100円(13日終値3万2926円35銭)

 14日の東京株式は、弱含みの展開か。現地13日の米国株式が5日続伸。日経平均株価はきのう13日まで3日続伸していた強い地合いもあり、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、為替市場では日米の金利差縮小見込みから、ドル・円が1ドル=142円台の後半(13日は145円81-82銭)、ユーロ・円が1ユーロ=155円台の半ば(同157円26-30銭)と円高方向にある。輸出関連銘柄を中心に重しとなることが見込まれ、上値が重い展開となる場面も想定される。13日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日産自<7201.T>、三菱商事<8058.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、13日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比10円高の3万2840円だった。(高橋克己)

14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 10月機械受注、週間の対外対内証券売買契約

・20年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米11月小売売上高、米11月輸出入物価、米週間の新規失業保険申請件数

・英金融政策委員会

・ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)

・決算発表=(米国)コストコホールセール

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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