21日の東京株式市場見通し=反落後は落ち着きどころを探る展開か

国内市況

2023/12/21 7:47

 予想レンジ:3万3000円-3万3400円(20日終値3万3675円94銭)

 21日の東京株式は反落後、落ち着きどころを探る展開か。日経平均株価は直近2日間で900円超の値上がりとなっていた反動や、現地20日の米国株式が10日ぶりに下落したことから、売り先行スタートとなろう。売り一巡後は、短期的な過熱感が警戒される一方、押し目を拾う動きも予想され、もみ合い商状となる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の半ば(20日は143円54-56銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の前半(同157円41-45銭)と、やや円高に振れている。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、パナソニック<6752.T>、アドバンテス<6857.T>、トヨタ<7203.T>などが、20日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比550円安の3万3050円だった。(高橋克己)

21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・IPO(新規上場)=マーソ<5619.T>(グロース)

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米7-9月期GDP確定値、米12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、米週間の新規失業保険申請件数

・24:00 米11月景気先行指数

・決算発表=(米国)ナイキ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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