日経平均は51円高、取引終了にかけ上げ転換=26日後場

 26日後場の日経平均株価は、前日比51円82銭高の3万3305円85銭、TOPIX(東証株価指数)が同1.46ポイント高の2338.86ポイントと、そろって3日続伸して取引を終えた。朝方は、きのう25日の流れが継続し買いが先行。日経平均株価は午前9時38分には同58円23銭高の3万3312円26銭ときょうの高値付けた。買い一巡後は、手じまい売りが優勢となる場面もみられ下げ転換した。ただ、海外投資家のクリスマス休暇で市場参加者が少なく動意に欠け、日中値幅は130円強にとどまった。取引終了にかけては買いが優勢となり、両指数ともに上昇に転じた。東証プライム市場の出来高は10億4887万株、売買代金は2兆5632億円。騰落銘柄数は値上がりが923銘柄、値下がりが667銘柄、変わらず69銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち19業種が上昇、14業種が下落した。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、北越コーポ<3865.T>、中越パ<3877.T>などのパルプ紙株が上昇。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、TOPPAN<7911.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も高い。三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株も堅調。AGC<5201.T>、太平洋セメント<5233.T>などのガラス土石株や、キーエンス<6861.T>、村田製<6981.T>などの電気機器株もしっかり。一方、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株が下落した。

 個別では、gumi<3903.T>、日本光電<6849.T>、ネットプロテ<7383.T>、リケンNPR<6209.T>、ジャスト<4686.T>などが上昇。半面、三陽商<8011.T>、セルソース<4880.T>、小田急<9007.T>、ユーグレナ<2931.T>、日駐<2353.T>などが下落した。

(写真:123RF)

提供:ウエルスアドバイザー社

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