12日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、145円ちょうど近辺を軸にもみ合いか

為替

2024/1/12 8:42

ドル・円予想レンジ:1ドル=144円20銭-145円80銭

 12日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=145円ちょうど近辺を軸にもみ合いか。前日の米国時間は米12月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回ったことから米長期金利が上昇し、ドル買い・円売りが優勢となって一時146円台を回復したが、コア指数の伸びは市場予想とほぼ一致したことからドル買い一巡後は上げ幅を縮小。朝方の時点ではCPI発表前の水準で推移している。きょうは米12月PPI(生産者物価指数)の発表を控えており、東京時間は引き続き方向感の乏しい展開が予想される。足元ではドル・円の上昇ピッチがやや速めであることから、週末のポジション調整の動きはドル・円の重しになりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:11月国際収支、12月景気ウオッチャー調査

アジア太平洋:中国12月CPI(消費者物価指数)、中国12月PPI(生産者物価指数)、中国12月貿易収支、インド12月CPI

北米:米12月PPI

欧州:英11月鉱工業生産指数

その他:ロシア12月CPI

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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